夏のモトルネッサンス @ TI サーキット 2004/08/15
Reported by 佐伯


YZF サーキットラン (7/15)

はるばる遠征してみました。久々の岡山県は TI サーキット。
大沢選手はデビューレースが TI ですが、その時はワケもわからずだったと思います。
私、佐伯も SR では 3回ぐらい出た事がありますが、SRX では初めて!
石川選手も 3回目(?) だったと思います。(雨の 2VS で優勝経験アリ)

そんな理由で事前の練習をどうしようと思っていたのですが、ヤマハのイベントで「YZF サーキットラン」なるものを発見。
金額的にもリーズナブルだったので SR と SRX でもいいのか?と悩みながらも、
(YZF-SRX だと思いこんで)参加させていただきました。
ヤマハに感謝!

平さん、難波さんをはじめ、RC 甲子園の監督+国際ライダー 10名程のインストラクターがいらっしゃったので、
至れり尽くせり状態で TI サーキットの攻略が見えてきました。スタッフの皆様、お疲れさまでした。

走行は 3本あって、1回目ベストが 1分 55秒 10、 2回目 55秒 43、 3回目 53秒 66。
ファイナルがチェーンを切らないと合わないのが判明しました…
17-38 をセットしてきましたが、ロングすぎてメインストレートでは 5速に入りません。
(SRX では 16,17 の Fスプロケは、チェーンを切らないと交換できません)
今回のベストは、大沢選手:52秒!台、私が 53秒、石川選手が 54秒でした。

難波氏と M1! XJR でタンデム


前日練習 (8/14)

マイ SRX-M は、以前からフロントのハネに悩んでおりました。
110/70 から 120/70 にしたり、オイル粘度や油面を変えたりしていたのですが、
今回は、BS BT090 110/70-17 のフロントタイヤ「逆履き」をトライすることにしました。
遠征の都合もあり、前日練習から新品タイヤ前後を使います。

フロント逆履きでライフも延びる予定ですが、このまま決勝まで温存するために練習は 1本で終了。
ベストタイム 1分 50秒 46。
フロント逆履きは、かなりグッドフィーリング です。


予選 (8/15)

TI のロッジで遠征の疲れをいやしました。
ところが、朝になると、TI サーキットはなぜか雨…
ドライであれば「あと 2秒くらい」なんて思っていたので、少し気落ちしながら朝 8時スタートの予選の準備を急ぎます。
迷わずレインタイヤをつけたのですが、TI サーキットって、 雨の時は何秒ぐらいで走ればいいのかケントーもつきません

とりあえず 4周目に 2分フラットが出たのでペースダウン。(その後、集団に引っかかってしまってダメでした)
チーム・クラブシングルスの予選結果は以下のとおり

予選順位

# 今年は、2VS, MS-1, スーパーモノの各クラス混走です

なんとなく予選順位がいいのですが、油断してはいけません。
関西勢(TI だけかも…)は決勝になると、まるで周りが見えていないかのような走りをする人が多いのです。
以前、TI の 2VS で半分ぐらいの人がふっとんでいました

リンク : 予選・公式リザルト @ リバーフィールド (PDF ファイルです)


決勝 (8/15)

去年はレースに出なかったのですが(DE 耐だけ出ました)、今年は何となく調子が良いです。
フロント・ロウは逃したものの、5番グリッドはまぁ気分が良いものです。

グリッド1 グリッド2 決勝スタート!

しかし、路面は難しいコンディションです。雨は上がったものの、まだウエットという状態。
ライン上は所々乾いてきているようなので、ドライタイヤをセットしてきましたが
2コーナーより先は、まだ乾いていませんでした。(1/3 ぐらいの人がレインタイヤだったかな?)

決勝がスタートしました。
1コーナーでは 4番手だったと思います。
少しウエットだったので、モスS から様子を見ながら奥のヘアピン(アトウッド)に入っていくと、
左右からいらっしゃいました。関西勢の皆様が…
皆、レインタイヤなのか、ウェットな路面に気がつかないのか、ガンガン来ます。

これはマズいとバックストレートで順位を回復したのもつかの間、
パイパーコーナーで、私のアウト側にピッタリと SR が並んでいます。
オイ!そこに居るとぶつかるよ!と思いながらも、心優しい私は彼(ベルトランの上間選手でした)のラインを残して立ち上がる。
レッドマンコーナー入り口で何やらインを閉められそうな気配を感じて後ろにつくと、この人コーナー速い!

昨日、予選トップの宇和島選手の後を走らせてもらいまして、クレバーな印象を受けたのですが、
上間選手は進入から勢いが良く、かなりワイルドな走りです。
何となく、ウイニングランの高橋選手を思い出した と言えば、関東の方にはわかりやすいかも?

SR に TI で負けるわけにはいかないと思い、バックストレートで合計 7回抜きました
しかし、ヘアピンからパイパーコーナーで 7回ほど抜き返されました (T_T)
二人で絡んでいる間に、その前には逃げられてしまいました。
くっそぉ、チームベルトランめ。次は逃げてやる〜

結果、総合 7位(MS-1 クラス 5位)でフィニッシュ!
ウェット & ドライの割にはベストタイムは良く、1分 50秒 931でした。

絶好調の大沢選手は総合 11位(2VS クラス 2位)。初入賞やったぜベイビー!(古すぎ)
今回不調の石川選手はレインタイヤに賭けていたのですが、後半タイヤをボロボロにしながらも完走。
総合 21位(2VS クラス 6位)でした。

MS-1 表彰式 2VS 表彰式

片道 600km の長旅ではありますが、久しぶりの TI サーキットは、それを補って余りある楽しい遠征でした。
そして、またしてもゴチそうさまでした。

リンク : 決勝・公式リザルト @ リバーフィールド (PDF ファイルです)


Racing Team